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フィリピンで同姓同名でストップ

社長通信

2017年頃の話、一昨年まで年に数回フィリピンのゼネラルサントスに、まぐろの買い付けに行っていた。

ゼネラルサントスは、フィリピンの下の方にある、ミンダナオ島のさらに一番下に位置する、マグロ、カツオなどが大量に水揚げする町である。

写真にあるように、生のまぐろが水揚げされ、鮮度が良いものは世界各地に空輸される。

聞いてみたら、その時の魚はアメリカの寿司屋、回転すしなどに送ると言っていた。

魚の魚種はやや丸っこいバチ鮪かヒレの長いキハダ鮪である。本鮪は見なかったように思う。

私が欲しいのは刺身レベルでなく、加工向けの物である。

加工品にするにも、鮮度バリバリの魚のほうがよいと思う人がいると思うが、そうではない。

事実、かつおなど刺身やかつおのたたきにするには、鮮度バリバリの魚のほうが良いが鰹節にするために

鮮度バリバリのかつおを使ったらどうなるか、色は褐変し、使い物にならない。

原因は鮮度が良すぎて、身がまだ生きているような魚のため、加工には向かないのである。

もちろん、鮮度が悪すぎる魚はまた、論外ではあるが。

ある程度、熟成したもののほうが加工品には向くのである、簡単な話、牛を加工した場合、直ぐに食べることはせず、何日かは冷蔵庫で熟成するのと同じである。

話は飛んだが、そんなことで刺身にならないまぐろを、ボイルして、カットして日本へ持ってきている。

以前はマレーシアのペナン島に近いところで、加工していたが、諸事情でフィリピンに移った。

また、マレーシアの話は近々書かせてもらうが、そんなことで日本からマニラに飛び、マニラ―ゼネラルサントスに行くか、セブ島経由で行くのが普通である。

マニラまでは全日空、日本航空、フィリピン航空などの他に格安空港で、セブパシフィック、ジェットスターなどがある。格安航空の良い点はまず安いこと、片道数千円ということもある。

また、フィリピンに行って、タイのバンコクに行って、バンコクから帰りたいなんてのは全日空などは無理。

全日空の場合はマニラの往復を買って、ゼネラルサントスの往復をセブパシフィックかフィリピン航空を買い、マニラからバンコクの往復を買わねばならない。戻るだけ時間の無駄。

その場合、格安航空のセブパシフックやジェットスターでマニラに行き、マニラからゼネラルサントスはセブパシフィックの往復を買い、マニラからバンコクはセブパシフィックやエアーアジアの片道切符を買い、バンコクから日本はエア―アジアで片道を買えば、マニラの往復を買わなくていい。

前置きが長くなったが、同姓同名でややこしい話になったのは、ゼネラルサントスからマニラに戻るために、ゼネラルサントス空港での話。2名で行ったが1名はすんなり2~3分で搭乗券を貰えたが、私はなかなか貰えない。結局30分以上かかった。おかしいなと思ったが、理由はこれしかないと確信、それは私の名前が同姓同名で、ある日本でも巨大な団体の幹部と同じ名前だからだ。

もしかしたら、その情報が入っていたのか。その後は問題ないのでありがたいが。

最近はコロナで昨年1月から海外に出られないが、早く終息して、海外に出たいものだ。

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